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Linuxのbcコマンドで高校数学

bcは四則演算や三角関数を使った計算をすることができるコマンド。対話モードで電卓のように使用したり、数式を記載したファイルを食わせて計算したりできる。

使いどころが難しいけど覚えると何かと楽しいので軽くおさらいしてみた。

使い方

使用頻度が高いものだけピックアップ。

コマンドオプション

コマンド意味
bc対話モードで起動
bc [file]fileに記載した式を実行
bc -l数学ライブラリを使用

文法

制御文意味
define function(x)任意の式を定義
print “[text]”任意の文字列表示
quit終了

数学ライブラリ

制御文意味
s (x)sinx
c (x)cosx
a (x)arctanx (アークタンジェント)

→ a(1) = π/4となるので π=arctan(1)∗4のようにしてπを使うことができる。

実行例

階乗

factorial.bc

三角関数

sin^2x + cos^2x = 1
cos^2x = \frac{1+ cos2x }{2}

この数式通りの値になるか確かめてみる。

trigon.bc