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WAVEファイルのノコギリ波を作って再生してみる

前回はWAVEファイルからデータを抽出し波形をプロットしてグラフ化した。

www.segmentation-fault.xyz

今回は逆にWAVEファイルを作成してちゃんと再生できるか試してみる。

ノコギリ波の作成

下記条件でノコギリ波を作成する。

# 構成要素
1 振幅 15000(レンジは-15000~15000)
2 振動数 50Hz
3 サンプリング周波数 44.1kHz
4 再生時間 3秒
5 チャンネル数 2(ステレオ)
6 量子化精度 16bit

上記ノコギリ波のサンプリング時刻 t における値 S(t) を式にすると次の通りになる。

(サンプリング周波数/振動数)はノコギリ波の傾きを表す。

ノコギリ波生成プログラム

前回のソースを流用して下記の通り作成した。

sawtooth_wav.c

波形表示と再生

波形表示には前回に作ったバイナリ(plotwav)とgnuplotを使う。

f:id:segmentation-fault:20170807232013p:plain

再生してみると雑音っぽい音がでる。(下記は便宜上mp3に変換しています)